ヤクザ・リセッション〜さらに失われる10年〜の紹介 ヤクザ・リセッション
〜さらに失われる10年〜


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米経済誌「フォーブス」アジア太平洋支局長のベンジャミン・フルフォード氏による「日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日」に続く第2作として「ヤクザ・リセッション〜さらに失われる10年〜」(光文社)が出版されています。

1作目の「日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日」は、2003年5月、上智大学出身のマスコミ人がつくる「マスコミ・ソフィア会」より「コムソフィア特別賞」の栄誉honorを受けています。

受賞の理由は「ヤクザが不況を作ったとの論陣を張り、日本のメディアが書けない事を書いた」というもの。また、同氏はフォーブス誌の日本向け記事「Hold the Presses」(権力に取り込まれたプレス)で、アメリカ海外記者クラブのモートン・フランク賞にて表彰を受けています。

「ヤクザ・リセッション〜さらに失われる10年〜」の第4章「偽りの民主主義国家」のなかで、崇仁協議会をはじめ銀行とのトラブルをいくつか紹介し、日本の裁判では金を持つ企業には絶対勝てないと論破しています。

「担当裁判官が元銀行の顧問弁護士だったりするような信じられないケースがあるからだ」と指摘するベンジャミン・フルフォード氏は「銀行側は内部資料を裁判に提出しなくてもいいというふざけた判例」を例にあげ、共産主義国家でもありえないと驚いています。

また、崇仁協議会のかなりニューズバリューのある事件を日本のメディアが取り上げないのは「日本ではタブーとされている被差別部落の人々のだったからではないか」とも述べています。

政治家、官僚、財界、警察、ヤクザ、裏社会。「一見関係ないと見える人たちが、実は裏でつながっていることを、私は何度も聞かされた」というベンジャミン・フルフォード氏の「ヤクザ・リセッション〜さらに失われる10年〜」をお読みいただけたらと思います。

なお、同氏の第三弾として泥棒国家の完成 も出版されています。(中口)