梅軒ユン・ボンギル(奉吉)義士69周忌祭享
平成13年12月9日、金沢市で梅軒ユンボンギル義士の69周忌祭享が行われました。
上海事変後の1932年4月29日、上海虹口公園で行われた旧日本軍戦勝祝賀式典の壇上に爆弾を投げ、日本軍司令官(伊藤博文)らを殺傷。彼はその場で逮捕され、軍法会議で死刑判決を受けて金沢に移送され、銃殺されました。
その遺体は、陸軍刑法通りに処置されることなく、人が通る道路に密かに埋められ、13年もの間、何も知らない通行人たちに踏みつけにされました。
韓国では、国民的英雄として彼の存在を知らない人はいません。金沢では、この非常識な埋葬事実を世に知らしめた在日の歴史研究家や、日本人・在日同胞の支援で埋葬地周辺を整備し、お祀りしています。
釜山の朴三中和尚は忌祭享のあとで金沢市長さんなどと懇談し、日韓友好を再確認いたしました。
京都耳塚還国法要
平成13年12月20日、第9回目の耳塚還国法要を行いました。
1592年、1597年と二度にわたり、時の関白・豊臣秀吉は朝鮮出兵を行いました。倭冠侵略の際に、祖国を守ろうと身命を賭して戦い、烈士となられた朝鮮半島幾万の耳・鼻を、豊臣秀吉はこの地に埋めさせました。
京都耳塚御霊保存会、および崇仁協議会では、祖国を遠く離れた英霊の帰還を実現させることが真の供養であるとの思いから、毎年、深甚の謝罪をこめて英霊の御霊やすらかなれと、朴三中和尚を招待して法要を行っています。

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