東京三菱銀行との闘い


根拠について


  1.「架空口座」および「払戻」の濫用である。

 具体例として、払戻し当時の三菱銀行出町支店の副支店長・木戸均が作成したチット・ブックによれば西村幸子(30億円)の名義口座が明らかに記載されており、この口座から括弧内に示した数字の金額が払い戻されている。

 しかるに、例えば中口寛継(現委員長)が平成7年9月下旬、2回にわたり西村幸子に面接して確かめたところ、西村幸子は当該口座の存在、いわんや払戻しなど一切不知であったという事実からしても、これらの濫用の事実は明白である。

 まして30億円という巨額においては尚更である。いずれにしても、名義自体は実在者名であっても、預金者・払戻請求者の実体が無いという、すべて所謂「架空口座」である。

2.桂正起は、三菱銀行出町支店に対して本件不当払戻金の弁償折衝を行っていた崇仁協議会顧問・井尻修平氏の射殺犯人であり、また暴力団員である。この桂正起に三菱銀行はなぜ3千万円という大金を渡したのか。三菱銀行提出のチット・ブックに桂正起の自筆サイン(筆跡鑑定済み)がある。当該不当払戻しとの関係は否定できないと思料される。

3.「払戻請求書」を帳票とする正常な払戻業務の形態と異なり、チット・ブックによるそれは単なる「高谷」の文字サインによって処理されており、さらに堀口、吉田、谷合、高谷清子、高谷清威子、鈴木美喜雄、中川英司等多数の文字のサインによって処理されている。

 当該払戻金額の巨額な事案からして、その杜撰と乱雑は極限というほかなく、いやしくも上位都市銀行の業務としては有り得ず、これは不当性ないしは違法性を帯有するものと言わざるを得ない。

 この点に「実体上の預金者本人の意思確認という命題の欠落事実を重ね合わすときは、もはや、特定の意図に因ってなされた業務というほかなく、明らかに故意によって処理された違法行為と断定できるもので、民事・刑事上の重大責任を免れない。

4.そもそも木戸均作成によるチット・ブックなるものは、第一に語義不明であり、第二に一般的な銀行実務において作成されていない。第三に三菱銀行の各支店においても作成利用されているものでは無いという、全く特異な払戻帳票であることは、他行のみならず三菱銀行の複数支店の行員に質した結果の実情である。以上