東京三菱銀行との闘い


陳  述  書

平成12年7月3日


陳述人(住所略)山本 英子

陳述人(住所略)畑田喜代美

 私たちは、平成12年6月29日午前10時から東京都千代田区丸の内2丁目7番1号の株式会社東京三菱銀行本店で開催される第4期定時株主総会に株主として出席するため、午前8時30分過ぎに同行の建物内の総会会議場に入ろうとしたところ、次のような異常な事態が起こり二人とも大怪我をしましたので、この顛末の始終を以下に陳述いたします。

1.私たちは、畑田喜代美が前に、山本英子がその後ろに、前後して会議場の第1の入口を入って行きましたところ、すぐ前に中口姫子さんの姿が白色の服装の女性の人垣に囲まれて見えましたが、その時、突如として、前から横から数人の女性に力いっぱいに押し戻され、先ず畑田が転倒し山本が畑田の上に倒れて左側を下に横転しになった二人の上に白色服装の女性が倒れて来、山本は思わず「痛ァーッ」と大声を上げました。

2.この直後、二人とも半身うつ伏せの顔を上げて白色服装の女たちを見たところ、白色のカッターブラウス・黒色のパンツ(スラックス)に白色の運動靴を履いた揃いの服装でした。

3.間無しに、私たちを押し戻した一番前の女性が倒れた山本を抱き起こしにかかりましたが、山本は痛みに耐えられず「触らんといて!」と絶叫しました。畑田はそれを見て、更に「痛い言うてんやから、触るな!」と叫んで白色服装の女性を睨み付け、さらに畑田は「早う救急車を呼んだって!」と叫びました。

 やがて、10分後に救急車が来るまでの間、山本きは白色服装の女に近くのソファーに連れて行かれて寝かされました。

4.この結果、畑田は痛みを耐えながら会議場に入りましたが、山本は救急車によって東京慈恵医科大学付属病院に急送され、渚橋正行医師の診断を受けた結果、入院をするよう指示されましたが、入院費用も持ち合わせないうえ東京での単身では不安極まりないため、京都で入院したい旨懇請の結果、同医師から(京都の病院宛ての)診断説明書を密封した封筒とレントゲン写真版を頂戴して京都へ帰ることにしました。

5.以上が異常な事態の経過の概略でありますが、なにしろ、会議場入口の正面左側のドアを入るや否や、一番前の白色服装の一団の女性とその後ろにガードマンの一団と、男性銀行員らが見受けられたこと。そのうえ、畑田と上記のソファーから山本が、「どこへ連れて行かれるのか」と危惧と恐怖のうちに拉致されたことなど、得体の知れない一群の人間のすばやい動作、さらには救急車が来るまでの間、白色服装の女性たちが整列し腕を背中に回して組み、終始無言のままでテキパキとすばやい動作をし、救急車が到着したサイレン音が近づくやいなや、カキ消えるように音もなくすべて立ち去ってしまっていた次第は、あたかも忍者映画でも見るようで、間違いなくプロの一団であったとしか思われません。

 それにしても、株主の一人として株主総会を見聞きしたいと出席した私たち二人が、中口姫子さんの後ろをたまたま歩いていたために、巻き添えを食らったお陰で、日本を代表する東京三菱銀行が株主に対して対応する態度とは到底思うことが出来ないような怖い目に遭い、身体に傷害まで受け、どう考えても悔しく、残念至極で悲しく、絶対許すことが出来ない思いで一杯です。

 東京三菱銀行は、私たち二人に取った態度と顧客・株主への暴力的な行動に対して、責任をとって誠意ある心で回答を要求します。

以上の陳述は事実の透りに相違ありません。

上記陳述人 山本 英子

上記陳述人 畑田喜代美

私文書伝達の件


冠  書

 さきに崇仁協議会の代理人として尊台あてに円満話し合いの要請書を差し上げた経緯がございましたが、それを機縁としてでしょうか、先般の貴行株主総会に出席しようとした株主のうちの京都市在住婦人二名から、両名作成の陳述書が私宛に送付され、民事・刑事の法的手続きの能否について意見を求められましたが、取り敢えずは東京三菱さんの誠意を期待して穏便に事実を伝えるに然るべし、と話した結果、陳述書の貴行への伝達を依頼されるに至りましたので、此許書面原本を別途郵送により伝達させて頂きます。

 陳述書は小生も念の為閲読させて貰いましたが、右婦人両名が他の同輩株主と連れ立って株主総会に出席すべく入口から入りかけた際、出席禁止の仮処分を受けた中口委員長らの違法行為を制止すべく配置された貴行職員ないし貴行の委任を受けた警備担当者の、厳重な警備活動の過程で発生した混乱に巻き込まれて受傷してしまい、一名は治療のため総会にも出席できなかった経緯に関する記述がなされており、貴行警備担当者が応急救護のうえ救急車を手配されたとのことでもあり、また、丸の内警察署から貴行に派遣された警備担当者のお話によれば、貴行において現場のビデオ撮影がなされたとも聞き及んでいますので、右のような受傷者の発生した客観的状況は、貴行の責任者においても既に把握しておられることと拝察致します。

 なお、別送陳述書は、小生としては送付を受けてはじめて目にしたもので、その記載内容についても事前の相談は一切受けておりませず、情況説明の不十分な点も散見されますが、御海容の程をお願い上げます。

 何れに致しましても、小生は単に形式的伝達を依頼されたのみで、なんびとの代理人でもありませんので、貴行において別送陳述書に対する回答或いは治療経過照会ないし怪我人に対するお見舞いなどをなさるについて、すべて陳述書作成者両名に対して直接行って戴きますよう、念の為申し添えます。敬具

平成12年7月12日 (住所略)弁護士 早川晴雄

東京都千代田区丸の内2-7-1

東京三菱銀行株式会社 頭取 三木繁光殿

この郵便物は平成12年7月12日、第66222号書留内容証明郵便物として差し出したことを証明します。 赤坂郵便局長